法 話

(178)意馬心猿(いばしんえん) 
 
   

明けましておめでとうございます
本年も聞法に励みましょう


  

 

意馬心猿(いばしんえん)
 
 

 煩悩・欲情・妄念等、心の乱れが抑えがたいのを、馬が奔走し野猿が騒ぎ立てて制しがたいのにたとえた仏教語。
    

  

   煩悩にまなこさえられて

  摂取の光明みざれども

  大悲ものうきことなくて

  つねにわが身をてらすなり  

親鸞聖人・作『高僧和讃』

 

煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、

よろづのこと、みなもっと、そらごと、たはごと、まことあることなきに

念仏のみぞまことにおはします。

              唯円・作『歎異抄』

合 掌


みんなが参加して「新春初鐘」(2016.1.1. 0:10) 

2016.1.1 前住職・本田眞哉・記》

 

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