法 話

(185)宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要 
 
 

 

 

   

 


大府市S・E氏提供

                 

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要勤修計画スタート

 

 宗祖(しゅうそ)親鸞(しんらん)聖人(しょうにん)1262(弘長2)年に入滅されてから、はや750年余の歳月が経過しました。2011(平成23)年には本山・東本願寺において、そして、今春には名古屋別院において「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌(ごえんき)法要(ほうよう)」が勤修(ごんしゅ)されました。以後、名古屋教区内はもちろん、全国各地の別院や一般寺院でも順次御遠忌法要が勤修されることになりましょう。

 当山としましても、2004に勤修しました「蓮如(れんにょ)上人(しょうにん)(東本願寺第八代住職)五百回御遠忌法要」から十余年が経過し、本山の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌御正当から5年余を経たこともあり、このたび宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要勤修を発願いたしました。

 そして、この法要の勤修につきまして、去る611日総代会を開きお諮りしましたところ、ご承認いただきました。その結果「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要委員会」、(略称)「御遠忌委員会」を設置する運びとなり、委員会は門徒総代と世話人及び住職・前住職・坊守で構成することに決定。

 この決定を受けて、住職から神市場・新町・下切・山の4組の世話人に、当該委員にご就任いただくようご依頼申し上げました。なお、法要勤修は2018年春または秋を目途としていることを申し添えるとともに、早速ながら第1回の委員会を710日(日)午後4時より開催する旨ご案内申し上げました。

 ●710(日)午後4時より第1回御遠忌委員会を開催。桝田宇人・猪塚高章・荻須英夫・神谷弘一の4総代、野村和夫・野村裕・林泰誠・菅沼幸治の4世話人、並びに本田眞哉前住職・本田真知子坊守に、本田眞了願寺住職から「了願寺宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌委員」を委嘱する旨の「委嘱状」を授与。続いて委員長の選任が行われ、桝田宇人総代を選出。

 議事に入り、住職より御遠忌法要勤修計画の概要が説明されました。記念事業としては、

  山門・袖壁の建て替え

  鐘楼の修復

  山門前の土塀の建て替え

  山門前土塀より西側部分の外塀の修復

  山門前土塀より東側一部に外塀を新設。

  水屋南の便所の建て替え

 を計画している旨説明。

 一同、御遠忌法要勤修計画の概要を了承。住職からは、次回に概念図・写真・施工業者等の資料を用意する旨の説明があり散会。

 ●724午後4時第2回御遠忌委員会を開催。記念事業の概要について、資料をもとに住職より説明。

  山門・・・建て替え

  袖壁・・・建て替え

  鐘楼・・・修  復

  土塀・・・建て替え

  外塀・・・建て替え・一部新築

  便所・・・建て替え

  水場・・・移  設

 インターネット上で蒐集した山門・袖壁・鐘楼・土塀・外塀の施工例の写真50枚余を資料として添付、ご検討いただきました。また、施工業者についても10社余を例示し、所在地・社歴・資本金等の項目を参考に検討を加えました。次回は、9月上旬に開催する予定。  

 合掌

2016.8.3 前住職・本田眞哉・記》

 

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