法 話


(262)年頭のごあいさつ

 


 

  

第四願 無有好醜( む うこうしゅ)の願』


阿弥陀如来因位の時の法蔵菩薩は、无上殊勝の四十八の誓願を建立されました。その第4番目の願が「無有好醜の願」です。願文は

   説我得佛(せつがとくぶつ) 國中人天(こくちゅうにんてん) 形式(ぎょうしき)不同(ふどう) 有好醜者( う こうしゅうしゃ) 不取正覺( ふ しゅしょうがく)

たとい我仏を得んに、国の中の人天、形式不同にして、好醜あらば、正覚を取らじ。

  【趣意】国中の人民に、形の上や相好において、好(良)醜(悪)の差が亡くならなければ、正覚を取らない(仏に成らない)。

合掌

2023/01/03  前住職 本田眞哉 記

                                                  

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